トイレの選び方(トイレの種類)
トイレの種類で選ぶ組み合わせ便器
組み合わせ便器
組み合わせ便器は、一般的に最も普及しているトイレの総称です。
便器とタンク、便座を組み合わせて選ぶことができます。
(ウォシュレット等)は別売りになります。
メリット
・比較的価格が安い。
・機能部分(シャワー便座等)が故障した場合、便座のみの取替が可能。
・便座の機能は標準的なものから高機能なものまで様々選ぶことができる。
デメリット
・一体型、タンクレスと比べ、凹凸が多いため掃除がしづらい。
・トイレ自体が大きく個室が狭く感じることがある。
・タンク部に水が溜まるまでトイレを流せません。
こんな種類があります
・ LIXIL アメージュZ (フチレス)
・TOTO ピュアレストQR
・TOTO ピュアレストEX
一体型トイレ
便器・タンク・便座(シャワー便座等)が一体型のトイレです。手洗付きとなしが選べます。
メリット
・便器とタンクが一体の為、接続部や凹凸が少ないデザインなので、掃除がしやすい。
・組み合わせ便器と比べてデザイン性が高い。
・タンク上部の、手洗いの有無が選べる。
・手洗開口部が組み合わせ便器より広く、手前に傾斜しているので、手洗いがラク(手洗付きの場合)。
デメリット
・機能部分(シャワー便座等)が故障した場合に、便器部を含めたトイレ本体を丸ごと交換しなければならないこともある。
・タンクが樹脂製の為、陶器製タンクのようなツヤ感はなく、手触り感も異なる。
・タンク部に水が溜まるまでトイレを流せません。
こんな種類があります
・TOTO GG/GG800
・LIXIL プレアス
・LIXIL フチレスアメージュZAシャワートイレ
・LIXIL アステオ
タンクレストイレ
水を溜めるタンクがないため、デザインにこだわる方に人気の種類(タイプ)です。
メリット
・スタイリッシュで高いデザイン性。
・高価格帯の商品の為、便座の機能や、リモコンのデザインなどオプションが豊富です。
・接続部や凹凸が少ないデザインで掃除がしやすい。
・トイレを連続で流せる。
・コンパクトなので、トイレ空間を広く使える。
・タンクがないので高さが抑えられ、個室が広く感じる。
デメリット
・トイレ本体に手洗いがない(必要な場合、システムトイレや別売りの手洗器で対応)。
・比較的価格が高い。
・機能部分(シャワー便座等)が故障した場合に、便器部を含めたトイレ本体を丸ごと交換しなければならないこともある。
・一部の機種では、水圧が弱い場所に設置できない場合や別途ブースターが必要な場合がある。
こんな種類があります
・TOTOネオレスト(NX/AH/RH/DH)
・LIXILサティス(G/S)
・Panasonic(V/L150/S141)
システムトイレ
手洗器や収納など、お好みで組み合わせが可能。トイレ空間がガラリと生まれ変わります。
メリット
・収納タイプの場合、トイレ内の小物がすっきり整理できる
・収納の扉やカウンターの色を選ぶことができます。
・既設が組み合わせ便器でも、既存の給排水を利用するため大掛かりな給排水工事が不要でシステムトイレに交換することができます。
・クロスや床のクッションフロアなど内装工事とシステムトイレへの交換工事を1日で完了することができます。
デメリット
・収納タイプの場合、設置可能な間口幅に制限があり、狭いトイレルームには向かない。
・通常タイプのトイレ(組み合わせ便器・一体型トイレ・タンクレストイレ) と比べると工事の時間が長くなる。
・一帯型便器同様に機能部分(シャワー便座等)が故障した場合に、便器部含めたトイレ本体(手洗い・カウンター部分含む)を丸ごと交換しなければならないこともある 。
こんな種類があります
・TOTOネオレスト手洗付き
・TOTOレストパル
・LIXILリフォレ